大袈裟なタイトルをつけてしまいました。。10年以上ぶりにインフルエンザにかかりました 笑。
自分がインフルエンザを意識した最後の記憶は2009年まで遡ります。新型インフルエンザ(今は普通のA型の一種に分類されているようです)が次男の保育園で流行した時でした。
ちょうどイタリア出張の大仕事を翌週に控えていた僕は、「パパ抱っこ!」と寄ってくる息子に、「Don’t touch!」とか言いながら、妻が引くぐらいの一人隔離政策を取っていました。。当時は「家族の事で仕事に穴は絶対あけない!」と必死だったから。
結局、その時はインフルエンザにはかからず、無事にイタリア出張のミッションも終了。ほっと一息とともに、「自分はインフルエンザにはかからないんだー!」と根拠のない自信を持つに至りました。
2011年に長男優大が亡くなってからは、更にインフルエンザ警戒モードが遠のいて行きました。次男も長女もまだ小さかったけど、重症化リスクのある障がい児がいる緊張感のある生活からは解放されていた。
いつの頃からか「よし我が家はインフルエンザにはかからない(と信じよう)」と決め、予防接種も受けないし、特に対策もしないままに過ごすようになりました。我関せずを通す感じですね。
その間、職場ではインフルエンザの人が出たりもしていたけど、「俺はインフルエンザにはかからないから」と信じて、同僚達にもそう宣言して回るだけで、本当に10年間一切罹患しませんでした。
世の中の大抵のことって、本人の思い込みに左右される部分が大きいと思うんです。その人が思った通りに身体は反応する。「最近寒いから風邪ひきそう」→風邪をひく、「インフルエンザ流行ってる、嫌だなあ」→かかる、みたいな。
「病は気から」という言葉もある通り、人間って自分の意志の力は身体にも色々な影響を及ぼします。それはポジティブでもネガティブでも両方とも。だから、根拠のない自信が、自分を守る一番のお守りなんです。
ちなみに、なぜ今回僕がインフルエンザにかかってしまったか。原因は明らかでして…。健康過信による仕事の詰め込み過ぎと、油断です。
娘の幼稚園でインフルが大流行し、娘も罹患してしまいました。でも僕は「俺は大丈夫」という自信過剰で、その娘と濃厚接触しても手も洗わず、消毒もせず、普通に食事したりしてました。。起業後の疲れも溜まってるし、体力も落ちていたにも関わらず油断しまくってました。
いくら根拠のない自信があっても、油断してとるべき対策を取らなかったら駄目です。(当たり前か!)
今回クライアント様にもご迷惑をおかけしてしまいましたが、テレビ会議という文明の利器のお陰で、被害は最小限に食い止めることができました。何とかなって本当によかったです。
「自分は大丈夫」と心から信じた上で、取れる対策はちゃんととる。そして気力と体力が尽きるほど詰め込み過ぎない!それが今回の教訓です。
動かないと死んでしまう僕にはそれも結構難しいんだけど 笑。せっかく頂いた出勤停止期間、家でぼーっと休ませて頂いている間にそんな事を考えていました。