起業後の初海外出張はマニラでした!決して里帰りではありません 笑。自分自身も9年前、34歳の頃にお世話になった早稲田ビジネススクールのNext Leader Program、指導教官の内田和成教授・事務局のサポートをしてきました。
直近2年間仕事で頻繁に訪れていたマニラの街に行くという事で、これは自分なりのお手伝いが出来るのではと思った次第。ビジネススクールの学生時代の当時、このプログラムの超大物講師陣からの講義で心に刺さったのは、
1.修羅場経験をどれだけ積めるか、
2.リーダーに必要なのは愛嬌、
3.戦略は細部に宿る(現場を知らなければ見誤る)、
という概念でした。サラッと書きましたけど、自分の中に結晶化され蓄積された深い学びです。30歳を超えてくるとそう簡単に学びを得られなくなります。仕事もそうだけと、生きる事に慣れてきてしまうからね。その意味で、早稲田ビジネススクールのこのプログラムは、自分のキャリアのブースターになったのは間違いありません。
今回、特にWer market、SARISARI(なんでも)ストアと呼ばれるフィリピン独特の小売店の現場視察も組み込んでありました。販売現場は勝手知ったる得意フィールドですので、現地ガイドさながらに 笑 ご案内。
現地では複数の会社にお邪魔させて頂き、経営、工場運営、営業活動を学ばせてもらいました。我々を取り巻く環境はどんどんグローバル化の波が広がっています。IT技術の進化や訪日外国人の増加もあり、今や日本国内向けの仕事をしている人でも、海外の事を知らないというわけにはいかない。
一方で、海外駐在員という経験を全員が出来るわけではないので、ビジネスリーダーにとっては新興国等に足を運び、そこにある日本との相違点に触れ、そこにあるリアルを感じる事の意味は大きいと思います。
僕自身の最大の気づきはQCD(Quality, Cost, Delivery)バランスの最適化について。マーケッターとして最も基本のフレームワークは4P(Product, Price, Place, Promotion)ですが、平均物価が日本の1/10、貧富の格差が大きい社会において、モノづくりのやり方も工夫の余地が沢山あります。特に品質過剰気味の日本人にとって、現場の空気感に触れる意味は大きいのではないでしょうか。
グローバル(含む中国)×商品開発というのがfreebeeの強みですので、今はコンサルタントは僕一人ですけど、、海外には足繁く行き来して価値創造のやり方を模索したいと思います!