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カンボジアに決めた!

約1年ぶりにカンボジアに出張して来ました!起業前から興味のあった「クラタペッパー」の倉田さんにお会いして話を伺うのと、同時にカンボジア南部にある農場視察&収穫ツアーに参加する為です。

倉田さんは今から25年前、まだポルポト派の内戦の爪跡も残るカンボジアを訪れNGOに参加。その後、かつては世界一と謳われたカンボジアの胡椒を軸に農業起業にチャレンジされました。

社会起業家やソーシャルビジネスという言葉が日本で認知される前に、カンボジアでカンボジアの人達と一緒にビジネスを作り上げた方。

その苦労は私が簡単に語るべきものではないですが、今や日本にも倉田さんの胡椒のファンが沢山いらっしゃるまでになりました。本当に凄いです!!

倉田ペッパーHP

僕が企業勤めを辞めてソーシャルビジネスにチャレンジしたいと思った時、真っ先に頭に浮かんだのはバングラディシュで革製品を手がけている「Mother House」と倉田さんの胡椒でした。

今回倉田さんと僕を繋いでくれた案内役は渡辺さん。彼もカンボジアでマイクロファイナンス事業を運営し、現地の農家さん達を応援しています。ラグビー部の後輩のツテで繋がり、バンコクの飲み屋で数回意気投合した仲です。そんな点と点の繋がりで今回のツアーが実現しました。

僕は日本でも葉山の無農薬野菜農家さんとのコラボ、Shanti House活動等にチャレンジしていますが、せっかく見た目も中身もグローバル人材なんだから 笑、一つぐらいアジアでソーシャルビジネスを仕掛けたい。ずっと胸に秘めていました。

カンボジアとの接点はもう一つ。妻が東京外国語大学カンボジア科卒業なんです。彼女はポルポトの虐殺で苦しむ子供達を救いたいという気持ちでその言語を選び、20年前の大学生時代にカンボジアの田舎町にホームステイをした経験もあります。

彼女が今やっているShanti Houseの活動は「ひとりひとりががありのままに輝く社会へ」を謳っています。この活動は10歳で旅立った息子優大からの学びは勿論、彼女の中にずっとある「一人の人間を大切にする」という感覚がベースになっています。

大学卒業から20年の時を経て、今度は僕の方がカンボジアと繋がる。なんだか不思議なご縁です。今回の旅で倉田さん、渡辺さんとお話しさせて頂く中で、カンボジアでやってみよう!と決心しました。

カンボジアの市場に行くと、子供たちの眼がキラキラな事に感動します。見つめられるだけで涙が出そうになるくらいピュアな瞳。悲しい歴史を忘れられるはずがないのに、前を見て今を生きている子供達とその家族。僕自身がエネルギーをもらえます。

この国で、この国ならではの、この国の人とWIN-WINになれる事業を興したい。駆け出しの起業家に何ができるかは分かりませんが、今までに培った事業・マーケティングのスキルと経験を120%活用して、楽しく、真剣に取り組んで行きたい。

弊社のカンボジアでの活動に関しては、また折に触れて取り組み内容を紹介してゆきます。すぐに何かが形になるわけではないけど、じっくり寝かせながら大切に育てたいと思います。


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