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人生5巡目のスタート!

今年も4/19の誕生日を迎えました。48歳、人生5巡目のスタートです!

このブログでも何度も書いている通り、今日は我が家にとって別な意味でのイベントでもあります。生まれつき重度の障がいを持ち、10歳の天寿を全うした長男・優大の命日でもあるのです。
その頃の話は「優大とわたしたちの10年間のものがたり」に書いています。

この歳になると、生きるという事に大分慣れてきた感があります。生きていることが当たり前というか、この命が永遠に続く前提で先のことを考えて生きるような。僕は元々「マグロ体質」なので、常に動き回っていないとダメなタイプです。仕事である程度の成功をおさめてきたのも、ベースとなってきたのはこの行動力によるものだと思っています。一方、20-30代の頃は仕事を通じた自己実現と成長の喜びに、少し過度にやみつきになっていたのも事実。。

しかし、そんな僕でも人生でいくつかの学びを得て、自分の命がいつか尽きるという真実をどこかに抱えつつ、与えられた時間、与えられた毎日を丁寧に生きるという事が大事だと思うようになってきました。僕の人生が4巡目に入る36歳の時、優大は若くして腎不全で亡くなりました。僕はその時「あー、彼は自分が与えられた身体を使い切って、まるで老衰で亡くなるように自分の命を生き切ったんだ。。」と感じ、お通夜や告別式の時間を過ごしながら、命の意味を学びました。

自分の意思だけで生まれてきたわけではない。与えられた命をどう使うか、それが我々一人ひとりに与えられた使命である。そして、我々はみんな一人で生きているわけではない。

私の好きな内村鑑三先生の著書「後世への最大遺物」に、「この世は悲嘆の世でなくして、この世は歓喜の世であるということを信じて生きる。そのことを自分の人生を通じて体現し、勇ましく高尚に生きた人生を後世に遺す」という表現が出てきます。まさに我が意を得たり。この世には辛いことも沢山あるけれど、せっかく天から授かった命がある。生きていれば、自分の心持ち次第でいくらでも楽しみを見出すことはできます。そして、一日一日を大切に生き、天寿を全うする時には「あー楽しかった!」と笑顔で旅立つことは、誰でも、今からでも始められることなのだと思います。

今、自分の後輩たちや子ども達の世代は時代の転換期に差し掛かり、将来に対する漠然とした不安を抱えているです。人生の先達として、そして生きることにちょっと慣れてきた48歳として、時に老獪に、時に一見好き勝手に、あるがままの命を生きてみる。その姿はもしかすると、彼らの勇気に繋がるのかもしれない。最近、そんなことを思うようになりました。

 

なんだかしんみりしてしまいましたが、、笑、私は今が人生で一番気力が充実している気がします。身体の方は残念ながら衰えを感じ始めていますが、まだまだ元気!ここから先、人生5巡目の12年間に一体どんな冒険が待っているのか。とにかく楽しみながら、創造の喜びを感じながら、起業家として命を輝かせていきたいと思います。

いつも支えてくれる皆様に心から感謝!!

Be free, be creative!

 


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